成長期 男子

成長期の男子ってどんな感じなの?母親としてケアしてあげることって何?

「男の子の子育ては難しい」という話をよく聞きます。

 

その理由は「母親は女で息子は男だからどうしたってわからない事がある」という事。

 

それは父親にとっての娘もそうなんでしょうね。

 

でも普段、子育てに関わっているのはやはり母親ですから、何とか男の子の気持ちや成長に関しては
把握しておきたいものです。

 

 

1 成長期に入る時期は男女で違う

 

男の子と女の子では成長期に入る時期が少し違います。

 

女の子の方が若干早いのですが、それは一緒にお風呂に入った時などに
「この子、少し胸が大きくなって来たかしら」くらいで気づくのではないでしょうか。

 

しかし、男の子の場合、平均11歳半くらいで成長期に入るのですが、背がぐんと伸びてくるまで
なかなか気づかないかもしれません。

 

勿論、背丈の伸びは男女ともにあるのですが、これは骨端線でわかります。

 

「うちの子はなかなか背丈が伸びないわね」と心配していても、レントゲンをとってこの骨端線が出て来ていれば成長期に入っている証拠になりますので、
あとは静かに見守るだけですし、逆に骨端線が見えなければまだ成長期に入ってないという事で、それぞれ個人差があるのです。

 

骨端線は大腿骨やすねの部分にある軟骨のようなもので、成長期に入ると増殖して伸びていきます。

 

より骨端線を伸ばすには質のいいたんぱく質やカロリーを摂取する必要があり、さらにカルシウムやビタミンを
取り込んでより骨密度を上げ、骨を丈夫にしていく事が大切です。

 

しかし、骨端線の成長は女の子で16歳くらい、男の子で18歳くらいで止まってしまいます。

 

この期間に身長は6センチ以上伸びますが、これも個人差があるので回りとあまり比べることなく見守る必要があります。

 

身体的・心理的な過度のストレスを受けると身長が伸びなくなることもあり、成長ホルモンの分泌を促すためには
よりよい深い眠りと運動、そしてバランスがとれた食生活が大事です。

 

 

2 成長期の男の子の外見と心の変化

 

成長期の男子は身長が伸び始めたら、その他に睾丸の発達と陰嚢の増大、陰毛やヒゲが生える、そして声変わりなど見た目も変わってきます。

 

「うちの子、背が伸び始めたらヒゲも濃くなって足の毛までがんがん生えてほんっとむさくるしくなってねえ」とおっしゃるお母さんがいらっしゃいますが、この言葉は結構本人を傷つけるものなので控えましょう。

 

それというのも、男の子もこの時期あたりから自分の外見に目がいくようになり、回りの目を気にしだします。

 

つまらない事で出された服を着るのを嫌がったり、散髪に行くのをためらったり、逆に美容院に行きたがったりします。

 

ヒゲの濃さや体毛なども異性からどう見られているか気になり始め、一生懸命に剃ったり。

 

それは微笑ましいものですが、本人は真剣なので静かに様子を見守りましょう。

 

時々、お父さんからのアドバイスがあるともっといいですね。

 

「女の子が気になる」のもこの頃からで、これは性ホルモンの分泌が活発になり生存本能による性的欲求も高まる時期だからです。

 

部屋にHな本を見つける事もあるでしょうし、布団の中でごそごそしている事もあるでしょうが、気づかないふりをしてあげてください。

 

女性の体に興味を示し、性的な関心を持つことは自然な事だからです。

 

「うちの子もとうとう思春期に入ってしまった」と慌てて、理解があるふりをしたり「男の責任」についてお説教を始める傾向もありますが、こういう事に関しては母親より父親の方が適役ではないでしょうか。

 

射精を経験したり、マスターベーションをして罪悪感にかられたりする成長期の男子にはお父さんの援助がとても必要です。
この機会に「性」について父子で話し合う場を作ってあげてはいかがでしょう。

 

 

3 成長期にはよりよい睡眠と栄養が大切

 

成長期に必要なのは良質なたんぱく質やカルシウム、マグネシウム、そして亜鉛ですが、この4つの栄養素は全て体の筋肉や骨を作り、丈夫にし、成長ホルモンの分泌を促す為に必要なものです。

 

まず、たんぱく質の場合、同時にある程度のカロリーを摂る事も必要になりますが、その理由はこの二つに含まれる成長因子、IGF-1が背を伸ばすのに大きく関わっているからです。

 

子供の背が伸びるのは大腿骨などにある軟骨組織、骨端線が成長するからですが、より骨端線を成長させ、骨密度を上げ、将来の骨粗鬆症を防ぐためにも、IGF-1が必要になるのです。

 

IGF-1は良質なたんぱく質とカロリーに含まれていますが、動物性たんぱく質だけではなく植物性のたんぱく質、大豆製品などを摂取る事も心がけましょう。

 

子供の成長期に必要な栄養素といえばカルシウムを思い浮かべる人も多いでしょうが、その理由も前述したように骨の成長を活発にして背を伸ばし、丈夫にする為なのです。

 

しかし、カルシウムは体への吸収率が悪いのでビタミンDやマグネシウムの助けを借りる必要があります。

 

乳製品や小魚でカルシウムを摂ったら同時に日光にあたってよく運動し、またはいわしやキノコ類も食べてビタミンDを取り入れ、ナッツ類やひじきに含まれているマグネシウムを摂取し、骨の強化をしましょう。

 

さらに亜鉛は成長期には沢山体の中に存在していますが、細胞を作るたんぱく質の合成には欠かせないものなので、不足してしまいます。
ですから、牡蠣や納豆や和牛もも肉などを摂取し、亜鉛を取り入れる事でさらに骨を強化します。

 

 

4 心の悩みは成長期だから

 

 

成長期特有の悩みというのは誰でも経験した覚えがあるでしょうが、大人になると、あるいは親の立場になるとついつい忘れて心無い言葉をなげかけてしまったりしますね。

 

人はなぜ生きるのか、なぜ勉強するのかなど、立ち止まるより進んでほしい時に悩まれると親としてはどうしていいかわからなくなります。

 

しかし、理想を描き、やがて現実に打ちのめされて大人になっていくのが子供の使命。

 

子供の思いを尊重しつつ見守ってあげましょう。

 

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